問55
あるシステムにおけるデータ復旧の要件が次のとおりであるとき、データのバックアップは最長で何時間ごとに取得する必要があるか。
〔データ復旧の要件〕
・RTO (目標復旧時間): 3時間
・RPO (目標復旧時点): 12時間前
ア 3 イ 9 ウ 12 エ 15
今日気づいたことを、軽いタッチで、コミカルに表現してみました。 パソコンやITに関することも時々書いています。
あるシステムにおけるデータ復旧の要件が次のとおりであるとき、データのバックアップは最長で何時間ごとに取得する必要があるか。
〔データ復旧の要件〕
・RTO (目標復旧時間): 3時間
・RPO (目標復旧時点): 12時間前
ア 3 イ 9 ウ 12 エ 15
次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき、バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。
〔処理条件〕
(1) 毎月初日 (1日) にフルバックアップを取る。フルバックアップは1本の磁気テープに1回分を記録する。
(2) フルバックアップを取った翌日から次のフルバックアップを取るまでは、毎日、差分バックアップを取る。差分バックアップは、差分バックアップ用としてフルバックアップとは別の磁気テープに追記録し、1本に1か月分を記録する。
(3) 常に6か月前の同一日までのデータについて、指定日の状態にファイルを復元できるようにする。ただし、6か月前の月に同一日が存在しない場合は、当該月の末日までのデータについて、指定日の状態にファイルを復元できるようにする (例: 本日が10月31日の場合は、4月30日までのデータについて、指定日の状態にファイルを復元できるようにする) 。
ア 12 イ 13 ウ 14 エ 15
新規システムにおけるデータのバックアップ方法に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア 業務処理がバックアップ処理と重なると応答時間が長くなる可能性がある場合には、両方の処理が重ならないようにスケジュールを立てる。
イ バックアップ作業時間を短くするためには、バックアップデータをバックアップ元データと同一の記憶媒体内に置く。
ウ バックアップデータからの復旧時間を短くするためには、差分バックアップを採用する。
エ バックアップデータを長期間保存するためには、ランダムアクセスが可能な媒体を使用する。
データベースに媒体障害が発生したときのデータベースの回復法はどれか。
ア 障害発生時、異常終了したトランザクションをロールバックする。
イ 障害発生時点でコミットしていたがデータベースの実更新がされていないトランザクションをロールフォワードする。
ウ 障害発生時点でまだコミットもアボートもしていなかった全てのトランザクションをロールバックする。
エ バックアップコピーでデータベースを復元し、バックアップ取得以降にコミットした全てのトランザクションをロールフォワードする。
バックアップ方式の説明のうち、増分バックアップはどれか。ここで、最初のバックアップでは、全てのファイルのバックアップを取得し、OSが管理しているファイル更新を示す情報はリセットされるものとする。
ア 最初のバックアップの後、ファイル更新を示す情報があるファイルだけをバックアップし、ファイル更新を示す情報は変更しないでそのまま残しておく。
イ 最初のバックアップの後、ファイル更新を示す情報にかかわらず、全てのファイルをバックアップし、ファイル更新を示す情報はリセットする。
ウ 直前に行ったバックアップの後、ファイル更新を示す情報があるファイルだけをバックアップし、ファイル更新を示す情報はリセットする。
エ 直前に行ったバックアップの後、ファイル更新を示す情報にかかわらず、全てのファイルをバックアップし、ファイル更新を示す情報は変更しないでそのまま残しておく。
A社では、自然災害などの際の事業継続を目的として、業務システムのデータベースのバックアップを取得している。その状況について、“情報セキュリティ管理基準 (平成28年)”に従って実施した監査結果として判明した状況のうち、監査人が指摘事項として監査報告書に記載すべきものはどれか。
ア バックアップ取得手順書を作成し、取得担当者を定めていた。
イ バックアップを取得した電子記録媒体からデータベースを復旧する試験を、事前に定めたスケジュールに従って実施していた。
ウ バックアップを取得した電子記録媒体を、機密保持を含む契約を取り交わした外部の倉庫会社に委託保管していた。
エ バックアップを取得した電子記録媒体を、業務システムが稼働しているサーバの近くで保管していた。