内閣府ではPPAPを廃止するんだそうだ。
Pen Pineapple Apple Pen
ではなく、
「Password付き暗号ファイルを送ります。
Passwordを送ります。
Angoka(暗号化)Protocol(プロトコル=規約)」
という無理やりで皮肉めいた言葉である。
要するに、
メールで添付ファイルをつけて送ると
勝手にzipなどで暗号化され、
2通目のメールで5分後ぐらいにパスワードを送ります。
というやつである。
こういうサービスが出た時から
−−間違えた相手先に重要なファイルを送って
後でパスワードを送って何の意味があるんだ?
送るほうはコストがかかるし、
受信側は面倒だし、
何の効果があるんだ?
おまけにスマホでは添付ファイルが
見られないときがあるし。
と思っていたが、
やっとPPAPの無意味さが分かったようだ。
メールを受ける側の私にとっては、
めでたし、めでたし
というのは早すぎるが、
早く、PPAPという無意味な慣習はなくなることを
望むばかりである。
開封するほうは面倒でしかたない。
パスワードが届くまでに時間がかかって仕方ない。
重要なファイルを送るときは
予め相手とパスワード共有化しておいたり、
メールとは別の手段で伝えておき、
そのパスワードで暗号化して、
送るのが速くて安全に思う。
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